令和2年12月に神奈川県在住のペンネーム山法師様が「嬬恋の里別荘地」の土地1005㎡を処分されました。

土地処分時の感想

 かつて粉骨砕身働いた団塊の世代がゆとりある生活を夢見て得た別荘地は、日本経済の高度成長が止まると、それを維持する負担が重くのしかかり、次世代の子らが相続して活用する余裕などある筈もなく、遂に売却を決断するに至った。しかしこの時世に只でも引き取ってくれる人はなく、ここは遅きには失したが“人生の損切り”と見做してリゾート・バンクに処分を依頼することにした。

 当初、売る側がお金を払うというビジネスモデルには抵抗があったが、このまま持ち続ければ、あと何年も固定資産税や管理費を払い続けることを思えば、数年後に只で引き取ってくれる人を先取りしたと考えることにして契約に踏み切った。今は人生のしこりが一つ取れたという心持だ。

山法師

2020年12月10日