別荘地を処分する際電気・ガス・水道の解約
両親や親族などから、不動産として別荘地を相続することがあります。
相続をしたものの、場所が遠かったり管理する時間が無かったりすると所有しておくメリットも少ないため、処分を考えられる方も多いと思います。
処分の際には、電気・ガス・水道などを解約しなければなりません。
本記事では、別荘地を処分する際に電気やガス、水道の解約時期だけではなく、解約時の注意点などについてご説明します。
電気・ガス・水道の解約タイミング
別荘地の電気・ガス・水道は、別荘地を手放すまでに行いましょう。
最低でも、手続きが完了する1週間前には解約しておいた方が、スムーズに別荘地を処分することができます。
解約をするまで、先述した費用は持ち主が支払わなければなりません。
そのため、処分することが決定しましたら、できるだけ早い段階で解約することをおすすめします。
もしも、別荘地を処分した後も電気・ガス・水道の解約ができていない場合、別荘地の所有権が不動産会社や処分会社に移ってしまうので、解約の手続きが複雑になってしまうことがあります。
場合によっては、違約金を支払わなければならないので、不要な出費をおさえるためにも別荘地の処分が決定しましたら、できるだけ早めに解約をしましょう。
電気・ガス・水道を解約する際の注意点
こちらでは、電気・ガス・水道を解約する際の注意点をご説明します。
電気
電気は使用していない場合でも、漏電や放電による火災が発生する可能性があります。
そのため、長期間別荘地を空ける場合はブレーカーを落としたり、家電をコンセントから抜いたりしておきましょう。
別荘地の処分が決定した場合、先述のリスクを回避したり、わずかでも電力の消費をなくして出費を抑えたりするためにも、早めに解約を行いましょう。
ガス
ガスはガス漏れなどの危険性があり、先述の漏電や放電によりガスの近くにある物に引火し、火災が発生する可能性があります。
そのため、電気と同様に、不動産地の処分が決定しましたら、できるだけ早く解約処理を行いましょう。
ガスを解約する場合、契約しているガス業者に連絡の上、閉栓手続きや立ち合いが必要となります。
水道
公営水道を止める際は、現地で立ち合う必要がなく、電話やインターネットで手続きを行うことができます。
注意点として、水道を止めるタイミングが早すぎるとトイレやキッチンからの異臭だったり、ガスの閉栓に立ち会う際にトイレや手を洗うことができなかったりすることが挙げられます。
そのため、公営水道についてはガスや電気を止めた後に、自宅で解約することをおすすめします。
私設水道の場合は、分譲地の管理会社へ相談しましょう。
その他、別荘地を処分する際に解約・手続きが必要なもの
電気・ガス・水道以外に、別荘地を処分する際に解約や手続きが必要なものには、郵便やインターネットなども含まれます。
いずれの手続きも、別荘地で業者と立ち会う必要はなく、電話やインターネットで解約・手続きが可能です。
その他、定期便の配達などを依頼している方もいらっしゃるかと思います。
別荘地を処分する際は、まず何を契約しているのかを全て洗い出す必要があります。
契約内容を洗い出した後は、解約をするのか、住所変更の手続きをするのかは、契約内容によります。
おわりに
本記事では、別荘地を処分する際の電気・ガス・水道を解約するタイミングや注意点についてご説明しました。
解約のタイミングは、別荘地の処分手続きが完了する1週間前までに行うのがおすすめです。
別荘地の所有権が自分から処分業者に移った後に解約手続きを行うと、手続きの複雑化や違約金が発生することもあります。
解約する順番については、電気・ガスを優先的に行い、ガスの閉栓作業に立ち会った後に自宅で水道の解約を行うことで、最後まで不自由なく解約手続きを行うことが可能です。
遺産相続などの際に別荘地を引き継いだ場合は、いつでも柔軟に対応ができるように、まずは契約内容を確認しましょう。
この記事を書いた人
リゾート・バンク コラム部
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