別荘地の管理会社は何をしてくれる?自分で管理することはできる?

別荘地の管理会社は何をしてくれる?

別荘地の管理会社


別荘地は購入後、「空家等対策特別措置法」に抵触しないように適切な管理が必要です。
しかし、利用しない時期でも別荘地を訪問し、草木の手入れやそうじを行うのは、大変な負担になります。
そこで、別荘地の所有者の代わりに管理や手入れを行ってくれる管理会社代行業務を利用することもあるでしょう。
本記事では、別荘地の管理会社代行業務は何をしてくれるのか、別荘地は自分で管理することができるのかといった旨を解説します。

別荘地の管理会社が主に代行を行っている業務(内容・料金等は別荘地による)

下記、別荘地の管理を管理会社に依頼した際に代行してくれる業務です。

フロント業務

フロント業務とは、宅配便の受け取りや来客対応、電話対応といった業務を指します。
普段別荘地にいない所有者に代わり、フロント業務を行っている管理会社が多いです。

巡回パトロール

一般的に別荘地には人がいないことが多いため、そのすきを狙って盗難被害に遭うこともあります。
そのような被害を防ぐために、管理会社は巡回パトロールを行います。

インフラ整備

雪が降った際の除雪や、路肩に生えた雑草の除草といったインフラ整備も管理業務のひとつです。
インフラ整備は別荘地の所有者だけではなく、近隣住民や地域が危険にさらされる可能性を下げるために必要です。

植栽の手入れ

植物は放置すると、近隣住民に害を及ぼしたり近隣地域の景観を損なったりする可能性があります。
そのような場合、「空家等対策特別措置法」に抵触し、行政処分を受けることがあるため、管理会社は定期的に別荘地内の植栽を手入れします。

ゴミ処理・仕訳

したゴミもあるため、それらを可燃、不燃などに仕分けることも管理会社の業務に含まれます。

管理会社に依頼した際の費用

管理会社に依頼した際の費用


管理会社に別荘地の管理を依頼しようとしている方にとって、費用面は気になるポイントのひとつだと思います。
一般的に管理会社に支払う管理費用は、別荘地の広さによって変動する所が多いです。
また、管理の対象となる範囲は別荘地だけではなく建物も含まれ、管理費用は数万円から数十万円となります。
ただ、この費用の中には前項に記載の「別荘地の管理会社が主に代行を行っている業務」の内容が含まれていないものもあり、また別料金として費用が発生する可能性があります。
そのため、別荘地を所有する際には購入費用だけではなく、管理費用もしっかりと検討しなければなりません。

自分で別荘地を管理することは出来る?

自分で管理を行うことについて


先述の通り、別荘地の管理を管理会社に依頼すると費用が発生するため、「自分で管理をすれば費用は掛からないのでは?」と考える方もいると思います。
通常は、どこの別荘地も管理会社が共有の道路等その他インフラを整備している為、土地管理費、建物管理費が年間を通して必要な所が多いようです。

別荘地は、年に数回の利用位で所有者自身で管理することは、実際の所かなり難しく、利用しない時期でもこまめに訪問して管理をしたり、建物が古い場合は修繕を行ったりといった、多くの時間や費用を必要とするため、それらが負担であったり用意できない場合は別荘地の処分も考えた方が良いでしょう。
別荘地の処分は、今後必要となる管理費用だけではなく、固定資産税といった税金の支払いの必要や相続の問題もなくなります。
そのため、今後使う予定が無かったり、管理が大変だと感じたりしたときは『処分』を検討しましょう。

おわりに

本記事では、別荘地の管理会社が主に行う業務内容や、自分で管理をすることができるのかについてご説明しました。
別荘地の管理は、下記のようにさまざまな作業が含まれます。
 フロント業務
 巡回パトロール
 インフラ整備
 植栽の手入れ
 ゴミ処理・仕訳
自分で別荘地を管理するのは実際の所かなり大変で難しく、多くの時間や労力と費用が必要になるため、管理会社に依頼することもあるでしょう。
しかし、今後使う予定が無かったり、管理が大変だと感じたりしたときには処分を検討しましょう。
弊社では、リゾート物件(土地・別荘・リゾート会員権)の『買取り処分』を専門に、所有者様の問題解決をお手伝いしております。

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2022年07月07日|コラムのカテゴリー:別荘・別荘地の処分