別荘地が売れない理由|害虫を駆除し続けなければならない

別荘地が売れない理由|害虫を駆除

別荘地


別荘は山間部や海沿いといった、都会の喧騒から離れた別荘地に建てられることが多く、所有者に楽しい時間を提供します。
しかし、別荘には一般的な家屋と同様に固定資産税や都市計画税だけではなく、維持・管理費が必要です。
そのため、購入したものの費用がかさんだりあまり利用したりしない方は、売却や処分を考えることでしょう。
山間部の別荘がなかなか売れない理由のひとつとして、夏場などに大量発生する害虫問題が挙げられます。
本記事では、別荘地が売れない理由のひとつとしてあげられる、害虫についてご説明します。

なぜ別荘地に害虫が侵入するのか?

ほとんどの別荘地は山間部や海沿いといった自然のなかにあるため、害虫問題が発生します。
特に、山間部には住宅街に見られるような害虫だけではなく、さまざまな種類の虫が住み着いています。
ゴキブリやシロアリのほか、あまり住宅街では見ないアブなどもいることから、対策は難しいでしょう。
また、別荘地は一般家屋よりも密閉した構造が採用されていないものが多いことも害虫が多い要因です。
しっかりと密閉すると長期間放置した際にカビが発生しやすくなるため、劣化が進行しやすくなることが要因となります。
室内の湿気を逃がすために、あえて設けられた隙間から害虫が侵入して被害を受けてしまいます。
ゆっくりとした時間を過ごすために、久しぶりに訪問したときに大量の虫が繁殖していた、ということが多く起きます。

別荘地で見られる害虫

別荘地で見られる害虫






こちらでは、別荘地で見られる害虫をご紹介します。





ゴキブリ

別荘地にも一般家屋と同様に、ゴキブリが多く生息しています。
ゴキブリは雑食であり、どのようなものでも食べられるだけではなく、さまざまな環境に適応します。
「1匹見かけたら100匹はいる」といわれるように、すさまじい繁殖力も脅威になります。

クモ

クモは先述したゴキブリやシロアリを食べてくれる益虫ともいえる存在ですが、多すぎると害虫になります。
8本足で素早く駆け回るクモに嫌悪感を抱くひとも多く、クモが食べ残した虫の死骸も不快に感じるでしょう。
しかし、食べ残しであればゴミと同じ認識になるので、掃除をすれば簡単に片づけることができます。

ハチ

市街地にも見られることが多いハチですが、別荘地ではその脅威が強くなります。
しばらく放置していた別荘にハチの巣が作られていて、自分では処分できないレベルになっていることもしばしばあるのです。
処分時には害虫駆除業者を呼ぶ必要があり、コストが高くつく点もリスクといえます。

アブ

アブは体長2cm程度の大きなハエで、コバエとは異なり人に噛みつくことがあります。
噛みつかれると痛いだけではなく、腫れや歩行困難といったさまざまな症状が現れるため、未然に防がなければなりません。
しかし、むやみに追い払おうとすると噛みつかれる可能性が高いため、長袖、長ズボンを着用することが対策となります。

害虫駆除には多額の費用が必要です

害虫駆除には多額の費用が必要


このように、別荘地や別荘にはさまざまな害虫が問題を引き起こすため、定期的に管理を行わなければなりません。
しかし、自宅から離れた場所にあったり、オフシーズンだったりする場合はなかなか管理ができないでしょう。
そうなると、害虫が繁殖して、被害が増大してしまう可能性があります。
手っ取り早く、効率良く害虫を駆除するためには害虫駆除業者への依頼が有効です。
一方、業者に依頼する際は数万円程度の高額な費用が発生するため、生活を圧迫する要因となります。
固定資産税や都市計画税、管理費だけでも負担に感じる方は、害虫駆除費用は大きな足かせとなるでしょう。
そのため、ランニングコストが負担に感じた場合は、早めに処分業者に依頼して処分することをおすすめします。
どれだけ閑静な別荘地でも、害虫被害が多くなると売却や譲渡は難しくなるため、費用を支払って処分しましょう。

おわりに

本記事では、別荘地における害虫被害についてご説明しました。
別荘地には住宅街でも見かけるゴキブリやクモのほか、ハチやアブといった害虫がひとを襲います。
害虫被害が発生しやすい別荘は売却や譲渡が難しいため、費用を支払って処分することをおすすめします。

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2023年11月07日|コラムのカテゴリー:別荘・別荘地の処分