標高が高い別荘地を所有・利用する方の注意
多くの別荘地は、山間部や海沿いといった自然豊かな場所にあります。
都会の喧騒から抜け出したい方がこのような場所に別荘地・別荘を購入します。
別荘地のなかには山上のように、標高が高い場所に設けられているところがあります。
本記事では、標高が高い別荘地を所有・利用する際の注意点について解説します。
路面凍結・車が必要
山間部は上がり下がりが激しい土地であり、車がないと移動が非常に不便です。
特に、夏場や冬場といった厚さ・寒さが厳しい季節になると、車以外の移動では身体に危険が伴うリスクがあります。
しかし、冬場では路面が凍結する可能性があるため、車での移動でも危険です。
大雪が降った場合は除雪も必要となり、標高が高くなるほど雪や寒さ、路面凍結に悩まされるでしょう。
また、冬が終わって雪が溶けだす季節になったときには、別荘の腐食に注意しなければなりません。
都会よりも光熱費がかかる
標高が高い別荘地では都会よりも厳しい寒さにさらされるため、ヒーターやストーブを使う機会が多くなります。
そのため、標高が高い別荘地では都会よりも光熱費が高くなってしまうことが多いのです。
灯油を用意する際でも、路面凍結のリスクがあるため移動が遅くなるほか、スリップの危険が伴います。
これらの理由から、冬場に別荘地を訪問しないという方は多くいらっしゃるものです。
夏は快適でも、冬は快適ではない可能性があるため、所有者は注意しておきましょう。
通信ができないことが多い
都心部では当然のように使えているインターネットを含む通信でも、山間部では電波が届かないことが多いため、不便です。
山間部では通信を行うための整備が行われていないことが多く、下山するまで連絡が取れないことが多々あります。
別荘地についても例外ではなく、相続・譲渡・購入した別荘でもつながらないと、不便に感じることでしょう。
通信環境を整備することができるのかについては通信会社のホームページで確認することができます。
所有している別荘地で通信ができなかった場合、利便性が低下するため所有しているだけで費用が発生する「負動産」になります。
標高が高い別荘に不便を感じる方は多い
標高が高い別荘地には不便な点があることから、足を運ばない方が多くいらっしゃいます。
別荘地や別荘を所有することで、光熱費や管理費、固定資産税といったさまざまなコストが発生します。
不便な別荘地は足を運ぶことが億劫になり、その結果ランニングコストを支払い続けるだけの土地となります。
このように、ランニングコストを支払い続ける、土地としての価値がないような土地は「負動産」と呼ばれます。
負動産は土地としての価値がないため、売却・譲渡をしようとしても買い手・譲渡先が見つかりません。
そのため、利用することがなく、価値がない負動産は当社のような負動産処分業者に処理を依頼することをおすすめします。
処分時には費用が発生しますが、負動産の所有権が企業に移行するためその後のランニングコストを抑えることができます。
負動産のランニングコストでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから
(https://www.resort-bank.co.jp/contact.html)
おわりに
本記事では、標高が高い別荘地を所有・利用する際の注意点について解説しました。
標高が高い別荘地を所有すると、下記のポイントに注意しなければなりません。
1. 路面凍結・車が必要
2. 都会よりも光熱費がかかる
3. 通信ができないことが多い
標高が高い別荘地は利便性の低さから、ランニングコストばかりが発生する負動産になる可能性が高いです。
買い手や譲渡先が見つかりにくい負動産を手放す際は、負動産の処分業者に相談しましょう。
生活費や貯蓄を圧迫するような、利用頻度が少ない負動産は早めに処分することをおすすめします。
この記事を書いた人
リゾート・バンク コラム部
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