原野商法のうたい文句|太陽光発電への利用
原野商法は、不動産として価値がないような「負動産」を、価値があるようなうたい文句で売却する詐欺のひとつです。
ほとんどの場合、人の手が加えられていない山間部や山奥などが原野商法の対象となる土地になります。
近年では原野を活用した太陽光発電の利用をうたう業者が出てくるようになりましたが、真意はどうなのでしょうか。
本記事では、原野商法のうたい文句のひとつである「太陽光発電への利用」について解説します。
太陽光発電とは?
太陽光発電とは、太陽光から直接電気を作る太陽電池を利用した発電方法であり、クリーンな発電方法として近年注目されています。
注目されるようになった背景には、2015年に開催された国連会議においてSDGsの一環として採用されたことが挙げられます。
近年、世界中で温室効果ガスの排出量を抑えたり、カーボンニュートラルを実現したりするといった動きが見られています。
下記、太陽光発電を行うことによって得られるメリットの一例です。
エネルギー源が無尽蔵である
太陽光発電は太陽光を利用する発電方法であり、エネルギー源が無尽蔵です。
石油や燃料を使用しない発電方法であることから、大気汚染物質を発生させない点もメリットといえます。
発電効率が一定である
太陽光発電のシステムは、家庭・産業など導入する規模に関わらず発電効率が一定である特徴があります。
発電時に騒音や振動などが発生しないため、日光を確保できる場所であればどこでも設置することができます。
企業の社会貢献をアピールできる
先述の通り、太陽光発電は環境に関する取り組みのひとつであり、SDGsの一環として企業が取り組むことができます。
社会貢献をアピールできれば、取引先やお客様の心象が良くなることでしょう。
太陽光発電を利用した原野商法のうたい文句
下記は、太陽光発電を利用した原野商法のうたい文句の一例です。
「太陽光発電に利用したい方がいるため、所有している土地を高く買いたい」
「当社が高額で買い取って転売するが、税金対策のために弊社(私)が所有している土地と交換したほうが良い」
「太陽光発電に向いている土地があるが、どうだろうか?」
これらを見てみると、不動産として価値がない「負動産」を、価値があるように聞かせていることがお分かりいただけるでしょう。
負動産を購入させようとする悪徳業者は、対象となる土地の詳しい場所を教えない・連れて行かないといった特徴があります。
その場所に連れて行くことで被害者に怪しまれてしまい、購入に至らない可能性が高くなるからです。
また、相続や譲渡によって負動産を相続した方は土地や土地活用に関する知識が明るくないため、それらしい説明をしてだまします。
「今だけ」や、「引き合いが多くて…」といったうたい文句を利用して、即決を促す点にも注意が必要です。
原野を買い取りたい人・組織はない
結論として、原野を買い取りたい人・組織は存在しません。
先述の通り、原野の多くは不動産としての価値がない負動産であることから、お金を払いたい方はいないのです。
逆に、負動産は原野商法や二次被害といった、さまざまな悪徳商法に利用されることが多い傾向にあります。
また、負動産にも固定資産税や管理費などが発生するため、無価値な土地にランニングコストを払わなければなりません。
原野商法や出費を抑えるためには、負動産の処分を専門としている業者に処分を依頼しましょう。
買い手や譲渡先が見つからない負動産の所有権を、費用を支払うことで業者に移すのです。
以降、詐欺に引っかかることもなく、ランニングコストを払う必要がなくなるため、負担を減らせるでしょう。
おわりに
記事では、原野商法のうたい文句である太陽光発電の利用についてご説明しました。
太陽光発電はクリーンな発電方法であることから、近年では多くの国が注目しています。
しかし、高額で土地を買い取る・利用価値があるとうたうような原野商法にも悪用されるようになりました。
負動産に関する詐欺に遭う前に、不要な土地は早めに処分しておきましょう。
この記事を書いた人
リゾート・バンク コラム部
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