別荘地に移住するメリットとデメリットや失敗談をご紹介【更新】

別荘地に移住するメリットとデメリットや失敗談をご紹介

別荘地に移住


別荘地を所有している方や、これから購入を考えている方の中には、現在の居住地を離れて別荘地への移住を考えている方もいらっしゃると思います。
別荘地に移住する際には、どのような点に注意をしなければならないのでしょうか。
本記事では、別荘地への移住に関するメリットとデメリットをまとめてご紹介します。

別荘地への移住のメリット・デメリット

移住のメリットデメリット


別荘地への移住には、メリットとデメリットがあるため、それぞれを知っておくことが重要です。
下記、別荘地への移住に関するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

豊かな自然に囲まれて静かに暮らすことができる

海岸沿いや森林の中にある別荘地に移住すると、豊かな自然に囲まれて静かに生活を送ることができます。
別荘地によっては、自治体など近隣住民と関わりを持つことが少ない場所もあるため、ほかの人に気を遣わずに生活を送ることができる点もメリットといえます。

土地を探す必要がない

別荘地や別荘を両親からの相続などによって既に所有している場合、移住先の土地や建物を探す必要がありません。
所有している別荘地に訪れたことがある方なら、別荘地周辺の土地勘や別荘の使い勝手を理解しているため、移住前後のギャップに悩むことはありません。

デメリット

インフラが整っていないことが多い

別荘地によっては道路や電車といったインフラが整っていないことがあるため、移動に不自由を感じることがあります。
また、都会の場合は少し歩けばスーパーやコンビニ、病院といった施設が近くにあることが多いですが、別荘地の場合は車で移動しなければ目的地にたどり着けないことが多いです。

管理が大変

別荘地によっては、草刈りや除雪といった作業が必要な場所があります。
土地の管理を怠るとケガや不法投棄といった、敷地内でのトラブルが発生した場合に責任対応を取らなければなりません。
そのような事態を避けるために、移住後の別荘地は常に最適な状態に保つ必要があります。
自分で別荘地の管理を行うことが難しいようでしたら、費用を支払って管理会社に任せると良いでしょう。

所有している別荘地に建築するところから始まる

移住したいと考えている別荘地には、建物が建っていない状態であり、建築するところから始まるため、住み始めるまでに時間がかかってしまう点はデメリットです。
しかし、土地代を抑えることができたと考えると、建物に費用をかけてこだわることも可能ですので一概には言えないでしょう。
別荘地によって該当しないメリット、デメリットがあるため、まずは希望する別荘地に短期間住んでみるのも移住先のことを深く理解するために有効な手段です。

別荘地に移住した人の失敗談

別荘地に移住した人の失敗談


下記は、別荘地に移住した人の失敗談の一例です。

将来を考えなかった

別荘地に限らず、現在お住まいの自宅を離れて新天地で生活を送るということは、多少なりともストレスが発生するものです。
近隣住民との信頼関係構築やローカルルールなど、さまざまな条件や環境に適応しなければなりません。
山間部や海沿いにある別荘地の場合、近隣住民が少ないことが考えられるため、一見自由に感じると思います。
しかし、近隣住民同士の助け合いなどが難しくなることから、老後に苦労することも考えられるのです。
セカンドライフや心機一転で、都会から離れて別荘地で生活を始めたのは良いものの、将来についての思慮が浅かったということは多々あります。
そのため、別荘地に移住する際は、高齢になったときに生活についてもしっかりと考えなければなりません。

有名な別荘地を選んでしまった

別荘地と呼ばれる地域のなかには、全国的に有名な場所が存在します。
有名な別荘地の多くは、東京や大阪といった都会へのアクセスが○○分といううたい文句で集客をしていることがあります。
一見、これらは利便性が高いエリアだととらえられがちですが、季節によってはそもそも移動ができないことがあるのです。
山間部にある別荘地の場合、真冬になると豪雪に見舞われて、買い物にすら行けないといった事例がありました。
夏場の場合は台風や土砂崩れなどのリスクが存在しており、外界との連絡が取れず孤立してしまう可能性も考えられます。
「有名だから」という安直な理由で別荘地を選んでしまうと、のちのちトラブルを招いてしまう可能性があるのです。

オフシーズンのことを考えていなかった

別荘地のなかには、レジャーシーズンに多くの利用者が集まるような場所があります。
夏にはキャンプ、冬にはスキーといったように、日本には四季があることから、さまざまな楽しみ方があるものです。
しかし、夏場の場合は台風や土砂崩れなどのリスクが存在しており、外界との連絡が取れず孤立してしまう可能性も考えられます。
また、真冬になると豪雪に見舞われて、買い物にすら行けないことも考えられるでしょう。
別荘地に住む際には、オンシーズンだけではなくオフシーズンのことも考えなければなりません。
どのような場所の別荘地においても、快適さという観点では市街地やベッドタウンには及ばないでしょう。

周辺施設を理解していなかった

周辺施設を理解していなかった


市街地や住宅地の周辺には、学校やスーパー、病院といった生活に不可欠な施設が多く設けられているものです。
立地によっては徒歩圏内、自転車で十分にアクセスできるところもあることから、利便性が高いといえるでしょう。
しかし、山間部や海沿いにある別荘地の場合、これらの施設には車でなければアクセスが難しいことが多いです。
ケガをしてしまった際に病院が遠かったり、日用品が切れてしまった際にスーパーが遠かったりすると、不便に感じることでしょう。
これらの施設に近い別荘地の場合、地価が高かったり、そもそも人が多かったりするため、別荘地のメリットが得られません。
そのため、別荘地移住する際は、ある程度の不便を許容し、リスクを覚悟しなければならないのです。

近所付き合い

別荘地によっては、都会や市街地よりも深い近所付き合いが求められるところがあります。
別荘地への移住を検討している人のなかには、近所付き合いが煩わしい、面倒といった理由も含まれていることがあるものです。
しかし、近所付き合いを疎かにしてしまうと、近隣トラブルに発生したり、要事の際に助けてくれなかったりします。
最悪の場合、近隣住民全体から無視される、「村八分」に合ってしまうことも考えられます。
近隣住民との関係が悪化してしまった場合、別荘地を手放して引っ越さなければ、快適な生活は望めないでしょう。
そのため、「別荘地だから」「田舎だから」といった理由でも、近所付き合いをないがしろにしても良いというわけではありません。

別荘地に住む予定がないなら処分を検討しよう

別荘の手放し方


別荘地を所有している方の中には、「もったいないから」といった理由で別荘地への移住を考えている方もいると思います。
しかし、先述のメリットとデメリットを考えた際に、デメリットの方が大きいこともあるでしょう。
そのような場合、無理に別荘地に移住することを考えず、買取り業者に処分をしてもらうことも検討しましょう。
別荘地の処分には、費用が発生しますが、長期的に見ると所有することにより恒久的に発生する固定資産税や光熱費といった維持費用の方が高くなることがあります。
また、現在の生活を離れて別荘地に移住をすると、老後の生活にも不安を覚える方もいると思います。

もったいないといった気持ちで移住を検討している方は、一度別荘地の処分業者に相談してみましょう。

おわりに

本記事では、別荘地への移住はあり?メリットとデメリットをまとめてご紹介しました。
別荘地に住むためには、メリットとデメリットを踏まえて不自由なく生活ができるのかを考えなければなりません。
もしもデメリットの方が大きいと考えた場合、維持費を支払い続けなくてもいいように別荘地の処分を検討しましょう。

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2024年10月05日|コラム:別荘・別荘地の処分