LED化工事に使用できる補助金や助成金の種類についてご説明

LED化工事に使用できる補助金や助成金

LED化工事


LEDを導入する際には、LEDに適した配線にするための工事が必要です。
工事費用は業者によりさまざまですが、LED化工事を検討している方はできるだけ安く抑えたいと考えていることでしょう。
そのような場合、国や自治体が実施している補助金や助成金制度を利用することで、お得に工事を依頼することができます。
本記事では、LED化工事に使用できる補助金や助成金の種類についてご説明します。

LED照明のメリット・デメリット

LED照明のメリットデメリット


LED照明には、白熱電球や蛍光灯などと比べると、下記のようなメリットがあります。

● 寿命が長い
● 消費電力が少ない
● 発熱量が少ない
● 紫外線や赤外線の放出量が少ない


つまり、従来の照明よりも高性能なものであると言えます。
LED照明には優れた点が多い一方、導入コストが高い点には注意が必要です。
LED化の際には、従来の蛍光灯から安定器を取り除き、LEDに適した配線にするためのLED化工事を行う必要があります。
また、LED照明は従来の蛍光灯よりも高額な傾向にあります。
それでもLED化することにより毎月の光熱費を下げることができるため、まだ導入していない店舗や企業は導入することをおすすめします。

LED化工事に使用できる補助金や助成金の種類

補助金や助成金の種類


こちらでは、LED化工事に使用できる補助金や助成金の種類についてご説明します。
なかには募集を締め切っているものもあるため、申請時には受け付けているのかを確認しましょう。


省エネルギー投資促進に向けた支援補助金

経済産業省が設立した補助金制度で、設計・設備・工事にかかる費用が補償対象です。
先述の通り、LED照明は消費電力が少ないため、省エネルギー化のひとつに含まれます。
補助金率は1/2~1/3以内、1事業あたりの補助金限度額は100万円~15億円で、それぞれ事業内容により決定します。

先進的省エネルギー投資促進支援事業

工事後の省エネ状況の開示を条件に、支援を受けることができる事業です。
当制度の目的は工場など高エネルギーを消費する設備の省エネ化で、下記の4種類に区分されます。

先進事業

高い技術や省エネ性を持っており、今後も省エネ化が可能なポテンシャルを持つ事業が対象です。
補助対象となる設備は事前に登記された設備やシステムで、事前に省エネ設備などにかかる評価を受け、評価項目に適用する必要があります。

オーダーメイド型事業

特注設備や個別設計が必要な設備の導入に際し、設備更新やプロセス回収など、複数業者が連携する事業が対象となります。

指定設備導入事業

制度が指定した機器を導入する事業で、導入時に補助金を給付します。
対象となる機器は下記です。
● 高効率空調
● 産業ヒートポンプ
● 業務用給湯器
● 高性能ボイラ
● 高効率コージェネレーション
● 低炭素工業炉
● 変圧器
● 冷凍冷蔵庫
● 産業用モータ

エネマネ事業

エネルギー管理支援サービスを提供する企業に対し、エネルギー管理システムの制御や運用改善を行う際に、より効率的に省エネに取り組む事業を対象にしています。
エネマネ事業による補助金を受け取るためには、まずはエネマネ事業者となる必要があります。

自治体独自の補助金・助成金

LED化工事に関する補助金・助成金は国だけではなく、自治体もまた実施しています。
受け取ることができる金額や受付期間、対象となる設備などは自治体によりさまざまです
たとえば大阪市の場合、一般住宅を対象とした補助金制度である「大阪市エコ住宅普及促進事業」というものがあります。

おわりに

本記事では、LED化工事に使用できる補助金や助成金の種類についてご説明しました。
補助金や助成金を利用してLED化工事を行うメリットは、工事費用を抑えられる点や、導入後の光熱費も下げられる点です。
国や自治体が実施しているさまざまな補助金・助成金制度を利用して、お得にLED化工事を行いましょう。

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2022年03月18日|コラムのカテゴリー:別荘・別荘地の処分