相続などで取得した田畑は負動産の可能性
両親や親族から相続を受けた場合や、自給自足の生活を目指して田畑として利用できる土地を購入する方がいらっしゃるでしょう。
しかし、田畑で作物を育てる作業は想像以上に大変なもので、天候や環境などによって収穫量が大きく左右します。
そのため、途中であきらめてしまって、手放したいという方は多くいらっしゃいます。
本記事では、相続などで取得した田畑は負動産となる可能性が高い理由についてご説明します。
田畑で発生するリスク
下記にて、田畑で発生するリスクをご紹介します。
雑草が生える
一般的な住宅の庭だけではなく、田畑でも多くの雑草が生えてしまい、都度処分しなければなりません。
特に、田畑は敷地面積が広く、農作物が生えやすい環境であることから、雑草が生えやすい傾向にあるといえます。
生えるスピードは季節や環境などによってさまざまですが、少し目を離したスキに生えてしまうものです。
固定資産税が高くなる
田畑は放置し続けると、国や自治体から「使用していない土地」と認識されるため、固定資産税が高くなるリスクがあります。
最大で1.8倍になる可能性があることから、田畑は常に使用・管理し続けていなければならないものです。
しかし、農作業は重労働であることから、なかなか毎日作業ができないという方が多くいらっしゃいます。
周囲に迷惑がかかってしまう
田畑は農地を放置することで、害虫や害獣だけではなく、不法投棄などのリスクが発生する可能性が高いです。
これらのリスクは自分の所有地だけではなく、近隣住民にも迷惑がかかるため、リスクを避けるための施策が必要となります。
自分の所有地で発生した不始末が原因で迷惑をかけてしまうと、損害賠償を請求される可能性があるため注意しましょう。
田畑の処分方法
こちらでは、田畑の処分方法についてご説明します。
相続放棄
田畑のなかには、両親や親族などが所有しており、譲渡や相続などを受けることがあります。
しかし、今後田畑を利用する予定がない、田畑が不要という方は、相続放棄や譲渡を拒否しましょう。
相続放棄の場合、ほかの財産の相続も放棄しなければならないため、自分にとっての利益・不利益を考えておく必要があります。
業者に処分を依頼
結論として、田畑は場所によっては利用用途が少なく、活用されない可能性があるため、負動産となる可能性が高いです。
所有前にはこれから田畑を利用したいと考えていても、所有してみるとあまり使わないという方が多い傾向にあります。
利用しない田畑を売却しようとしても、田畑を所有したいと考える方は少ないことから、なかなか売り手が見つかりません。
また、タダでもいらないという方も意外と多いものです。
そのような場合、当社のような負動産処分業者に、処分を依頼することをおすすめします。
処分時には一定の費用が必要ですが、以降ランニングコストが発生しないため、結果的に多くのお金を手元に残すことができます。
使わない田畑は早めに処分を推奨
先述の通り、使わなくなった田畑には雑草が生える、固定資産税が高くなる、周囲に迷惑がかかってしまうようなリスクがあります。
そのため、今後使わない・使わなくなった田畑を所有している方は、早めに処分することをおすすめします。
特に、固定資産税が高騰すると生活費を圧迫するため、早めに処分しておきましょう。
おわりに
本記事では、相続などで取得した田畑は負動産となる可能性が高い理由についてご説明しました。
下記、使っていない田畑を所有することで発生するリスクです。
雑草が生える
固定資産税が高くなる
周囲に迷惑がかかってしまう
これらの理由から、使っていない田畑はなかなか買い手が付かないような負動産である可能性が高いです。
そのため、使わない田畑は負動産処分業者に相談して、早めに処分することをおすすめします。
この記事を書いた人
リゾート・バンク コラム部
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